記憶の消える音
- Yasuko Hirai
- 2022年6月27日
- 読了時間: 1分
何かを思い出しそうになって、思い出せないまま消えていく。

自分自身が望んでいることだが、あまり気持ちのいい瞬間とは言えない。
逆に背筋が涼しくなる感じを覚える。
思い出すと、辛いことである可能性が高いということだろうか。
なら、そのまま消えるのが本当はいいはずだが。
やはり、どんな思い出だったとしても、消える前に合図を、
挨拶をくれるということなんだろうか。
せめてその分、私は成長していく努力をマイペースながらも続けることとしよう。
否が応でも消えていく、過去たちのために。
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