当たり前のこと

昨日録りながら観ていた”半沢直樹”を今朝もう一度見る。

敵を打ちのめすことよりも、問題が綺麗に片付く様が爽快な気持ちになる。

　その中で、半沢直樹も言っていた忘れてはならない”当たり前のこと”の話を頭の中で繰り返している。

　恐らく皆、生きる為という意味では自分のために働いていると言える、が、

彼が間違っていると言いたいのは、自分の”欲のため”に働くことの方だろう。

　私が絵を描いて生きることを決めた根本は、私自身が、たった一枚の絵に心を救われたことがあるからだ。

　その記憶を思うと、一枚の絵で人の命を救うのも、特に今のご時世、大袈裟ではないと信じている。