幽霊の正体見たり、枯れ尾花
- Yasuko Hirai
- 2019年6月6日
- 読了時間: 1分
Schooの授業で、事故物件について詳しく聞く機会がありました。
よくよく話を聞いていると、貸主さん側がそういう事が起こったことを隠蔽しようとする行為自体が、その場所に呪いを掛けてしまう条件の一つのような気がして来ました。
事件が起こった時と、うわさが広がることには時間差が生れます。そうすると、話に尾ひれがついき、事実とうわさが交錯した状態になります。そんな有る事無い事に惑わされた状態では、枯れ尾花が幽霊に見えてしまうのも、無理はないような気がします。
そもそも、亡くなった方も、事件が起こる前は生きている人間だったのですから。
貸す側が、ひやかしが起こるような事をせず、真実をキチンと調査し、伝える。
借りる側も「縁」ができた以上、その時その場所で起こった事を知る権利もあると思います。
その時何が起こったのか、その背景は。
真正面から向き合い、その人たちの思いを知り、受け止める事が、
何よりの供養になるのではないかと、私は思います。
コメント