想像する

アマビエは、そもそも妖怪だ。誰も見たことのない生物。

あるのはヒントになるものを残しているという人がいるだけ。

色情報は目が赤いという一点だけだった。

最初の頃は鯉をイメージしたり色々な水辺に生息する動物を想像して着色していたが、

願いを込めるお札やお守りになるかもしれないと思うと、

言い伝えのまま、目だけを着色するというスタイルに落ち着いた。

その代わり、背景をより美しく仕上げる様に意識しなくては。